【開催報告】第32回CROSSroads Workshop「高圧中性子実験に向けた装置開発及びサイエンスへの展開」
研究開発部 酒井 雄樹
開催日:2026年1月8日〜1月9日
開催場所:AYA’S LABORATORY量子ビーム研究センター2階大会議室(B201)
開催形式:ハイブリッド
主催:(一財)総合科学研究機構(CROSS)
協賛:J-PARCセンター(JAEA・KEK)、J-PARC MLF利用者懇談会、日本中性子科学会、日本高圧力学会、日本物理学会
参加人数 :現地28名、オンライン20名
2026年1月8日から1月9日にかけて、第32回 CROSSroads Workshop「高圧中性子実験に向けた装置開発及びサイエンスへの展開」を、AYA’S LABORATORY量子ビーム研究センターにおいて、現地・オンラインのハイブリッド形式で開催しました。現地28名(講師、事務局を含む)、オンライン20名の計48名に内外から参加いただき、両日ともに盛況のうちに終了しました。
本ワークショップは、MLFの各種ビームラインで開発が進む高圧実験装置を紹介するとともに、高圧研究を牽引する研究者の方々にご講演をいただきました。装置開発の進展によって期待されるサイエンスの広がりや、今後求められる研究ニーズを整理し、既存の実験手法にとらわれない視点で自由に議論を行うことを目的に企画したものです。
2日にわたって12件のご講演をいただき、各講演後の質疑応答はもちろん、全体討論でも終始活発な意見交換が行われました。装置開発側とユーザー側が同じ場で課題や期待を率直に共有できたことで、組織の垣根を超えた相互理解が深まり、今後の連携に繋がる有意義な研究会となりました。
また、現地会場に設けられたビームラインスタッフとの利用相談の場では、利用課題を見据えた実験計画の具体化に向けて、申請書作成に必要な要件や検討事項について踏み込んだ議論が行われました。講演・討論と相談の双方が連動したことで、参加者にとって実践的な情報交換の場となった点も、大きな成果です。
今後もこのような研究会を継続的に企画し、MLFにおける高圧中性子実験と多様な研究分野との連携を一層促進するとともに、将来的な実験技術の高度化および利用申請の拡大につなげていきたいと考えています。
研究会世話人:上床 美也、町田 真一、酒井 雄樹


