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放射光と中性子の産業応用に関するセミナー

2015-2-20 (金) 13:00 - 17:05

無料
CROSS

放射光と中性子の産業応用に関するセミナー in 博多

SAGA-LSにおいて6本の放射光ビームラインを利用に供する九州シンクロトロン光研究センターと、J-PARC/MLFにおいて2本の中性子ビームラインを利用に供する茨城県は、産業利用のみならず学術研究の幅広い分野におけるビーム利用に対して、高度な技術支援の提供を行っています。また、CROSS東海はJ-PARC/MLFにおいて5本の共用法対象の中性子ビームラインの利用促進と利用者支援業務を行っています。放射光と中性子は、相補的・相乗的利用により、単独のビームと比較して高度な物質構造解析や構造物などの評価が可能です。本セミナーでは、両県施設の概要、ならびに、放射光と中性子のそれぞれが得意とする解析技術、放射光と中性子の相補的・相乗的利用による研究成果を紹介します。

開催日時

2015年2月20日(金) 13:00~17:05

場所

TKPカンファレンスシティ博多 TKPホール
〒812-0011 福岡市博多区博多駅前3-19-5 博多石川ビル1F
Tel: 092-432-1160

JR 鹿児島本線 博多駅 徒歩6分
地下鉄 空港線 博多駅 徒歩6分

参加費

無料(事前申込制)

セミナー・交流会への参加申込み

こちら 
申込締切 : 平成27年2月13日(金)

【問い合わせ先】
茨城県企画部 林 眞琴
Email:
Tel: 029-352-3302

交流会

会場のある博多石川ビルから直ぐ傍の「暖炭」において交流会を開催します。参加費は 3,000 円です。施設側とユーザーのざっくばらんな意見交換の場になりますので、是非ご参加ください。
(参加費は当日いただきます。なお、当日キャンセルされた場合には参加費をいただきますので、ご注意ください。)

会費: ¥3,000
時間: 17:30~19:30
会場: 創作炭火焼宴会処「暖炭」
〒162-0825 福岡市博多区博多駅前 3-19-23-1F
Tel: 092-474-3663

プログラム

13:00 – 13:10 開会挨拶 上坪宏道
(九州シンクロトロン光研究センター 所長)
佐久間正敏
(茨城県企画部理事兼科学技術振興監)
13:10 – 13:30 J-PARCの概要と中性子の産業利用J-PARC/MLFと茨城県BLの現状、J-PARC/MLFにおける産業利用の状況、2014Bにおける課題採択結果、ならびに、産業利用の成果などを紹介する。 林 眞琴(茨城県)
13:30 – 13:50 SAGA-LSの概要と産業利用の現状シンクロトロン放射光と中性子ビームは国内外において材料やバイオ試料を扱う広い分野で複合的に利用されている。そのような中で、九州シンクロトロン光研究センターの研究設備や利用状況、産業利用などの事例を紹介し、中性子ビームとの相補的、相互補完的な利用展開の可能性についても検討する。 平井康晴
(九州シンクロトロン光研究センター)
13:50 – 14:30 燃料電池自動車のカギ:中性子で見る水素貯蔵の仕組み燃料電池車の普及におけるカギの一つとして、より多くの水素を安全に搭載できるシステムの構築が必要とされ、システムの重要コンポーネントとして様々な水素貯蔵材料開発が行なわれている。水素貯蔵材料において、水素がどのように吸蔵され放出されるかを理解することは、材料としての高性能化に重要な知見となる。中性子は水素の観測に有効であり、材料中の水素の位置を決めるために広く使われている。本講演では、中性子を用いた水素貯蔵の仕組み解明に向けた取り組みを中心に、放射光との相補利用についても紹介する。 大友季哉(KEK)
14:30 – 15:00 中性子小角散乱による作動状態の燃料電池内の水挙動解析小角散乱法は、顕微鏡では捕えにくい微細構造や濃度揺らぎなどを統計平均して観察するのに優れた手段である。特に、中性子小角散乱法(Small-Angle Neutron Scattering 略してSANS)では、中性子は原子核近傍において核力を介して散乱が起きる。従って、同位体同士で優れたコントラストを有する。また、優れた物質透過性も特筆に値する。一方、試料に中性子を照射することによって化学結合を破壊してラジカルを誘発したりすることはない。従って、SANS法は、物質や生物が存在するありのままの環境で、ユニークなコントラストを使いその場観察できる「生きたままを見る分析技術」と言える。本講演では作動状態にある燃料電池の観察例を紹介する。 小泉 智(茨城大学)
15:00 – 15:10 Coffee Break  
15:10 – 15:35 高エネルギーX線を用いた工業材料の非破壊三次元観察X線は波長の短い電磁波であり、被写体を透過する際に吸収による強度変化に加えて、位相シフトも生じる。高エネルギーX線領域において、位相シフトを与える散乱断面積は、強度変化を与える散乱断面積に比べて3桁以上大きいという特徴がある。このため、位相シフトの変化を画像化する位相コントラストX線イメージングでは、極僅かな密度差も可視化することができる。本講演では、単結晶によるX線回折を利用して位相シフトを検出・可視化する屈折コントラスト法と高エネルギーX線を組み合わせることで、各種工業材料の軽元素材料と金属を同時に3次元的に可視化した結果を紹介する。 米山明男(日立製作所)
15:35 – 16:00 高分子の内部構造からみた廃棄プラスチックの高度リサイクルプロセス使用済みのプラスチックは化学劣化をしているため、力学的な特性が非常に劣り、かつ、再生は不可能であると考えられている。LCA的な観点からは、マテリアルリサイクルが優れているとされているが、上述したような観点から、リサイクルプラスチックは用途が非常に限定されている。我々は本案件に関し、X線小角散乱を含めた高分子の物理的な特性から研究を行った結果、使用済みプラスチックの物性低下の主要因が物理劣化であり、再生プロセスを最適化することで力学特性を再生できることを見出したので報告する。 八尾 滋(福岡大学)
16:00 – 16:25 放射光回折実験による超高温下物質の構造解析近年、物質を浮遊させて非接触加熱する無容器法を用いた超高温下(約2000℃)での構造解析または準安定物質の合成が注目されている。我々はSAGA-LS BL15において無容器法の一つであるガスジェット浮遊炉を立ち上げ、超高温下物質の放射光回折実験を行えるシステムを構築した。講演ではこのシステムを用いて行った計測例、および準安定物質の合成例を紹介する。ここで得られた知見は、新規な機能性材料創製の基礎となると期待している。 馬込栄輔(広島大学)
16:25 – 17:05 量子ビームを用いた高分子薄膜の構造解析高分子薄膜の分子鎖凝集状態および分子運動特性はバルクと比較して著しく異なる。それは、表面や界面における高分子鎖と異種媒体との相互作用が、薄膜全体の凝集状態や分子運動特性を決定する重要な因子となるためである。中性子や放射光などの量子ビームを用いた反射率、斜入射散乱および斜入射回折は、高分子薄膜の分子鎖凝集構造に関する詳細な情報を与 える。それに他の分光法を組み合わせることでその精度は著しく向上する。本講演では、機能性高分子薄膜の凝集構造解析を中心に講演者らの最近の研究成果を紹介する。 川口大輔(九州大学)
17:05 閉会挨拶 横溝英明(CROSS東海)

主催

茨城県
(公財)佐賀県地域産業支援センター九州シンクロトロン光研究センター
(一財)総合科学研究機構 東海事業センター (CROSS東海)

共催

茨城大学
中性子産業利用推進協議会

協賛

J-PARCセンター(JAEA/KEK)

後援

文部科学省
九州経済産業局
佐賀県
九州シンクロトロン光研究センター利用推進協議会

詳細

日付:
2015-2-20 (金)
時間:
13:00 - 17:05
参加費:
無料
イベントカテゴリー:

主催者

茨城県
公益財団法人 佐賀県地域産業支援センター九州シンクロトロン光研究センター
一般財団法人 総合科学研究機構(CROSS)中性子科学センター

会場

TKPカンファレンスシティ博多 TKPホール
Japan 〒812-0011 福岡県
福岡市, 博多区博多駅前3-19-5
+ Google マップ
電話番号:
092-432-1160
Web サイト:
http://www.kashikaigishitsu.net/search-rooms/goannai?id=134/