第11回 放射光・中性子の連携利用に向けた合同研修会
「小角散乱測定研修会」
2025-2-18 (火)
概要
「量子ビーム」と呼ばれる放射光、中性子の共同利用実験の普及により、これらを連携的に利用した研究が産業分野でも広がってきています。この量子ビーム連携利用の産業利用成果の拡大・深化を促進するためには、量子ビームそれぞれの特徴の把握が重要です。今回、量子ビーム施設の産業利用ユーザーの方に、実習を通して放射光、中性子それぞれの測定技術の特徴を把握していただくことで、効果的な連携的利用方法の検討の一助とすることを目的とした施設横断合同研修会を開催します。
本研修会は、施設横断的な利用促進と人材育成並びに標準化活動の一環として、総合科学研究機構(CROSS)と高輝度光科学研究センター(JASRI)が協力して実施します。
今回は、小角散乱測定によるメゾスコピックなサイズ領域の構造評価技術をテーマとし、SPring-8 BL19B2において「小角X線散乱(SAXS)測定」、J-PARC BL15(大観)において「小角中性子散乱(SANS)測定」の測定実習を行う予定です。これらの実習を通し、X線、中性子の散乱断面積の違いを活用した構造解析が可能となるというSAXS、SANS連携利用の利点を参加者に理解していただくことを目的としています。
日時・講義・実習場所
【SPring-8】 2024年11月19日(火)9:00~20:00(実習完了次第終了)
SPring-8中央管理棟 上坪記念講堂、蓄積リング棟 BL19B2
http://www.spring8.or.jp/ja/about_us/access/campus_map/
http://www.spring8.or.jp/ja/about_us/access/
【J-PARC MLF】 2025年2月18日(火)9:00~(実習完了次第終了)
AYA’S LABORATORY量子ビーム研究センター(AQBRC)
J-PARC MLF中性子小角・広角散乱装置「大観」(BL15)
https://mlfinfo.jp/ja/access.html
プログラム
少々お待ちください。
参加申込 ※申込を締め切りました。
第11回放射光・中性子の連携利用に向けた合同研修会「小角散乱測定研修会」参加申込フォームよりお申込みください。
申込締切
2024年10月11日(金)12:00 *参加費無料
参加対象
・放射光、中性子を連携的に利用した小角散乱実験を検討中の方
・放射光・中性子の小角散乱実験の未経験者、または放射光または中性子の小角散乱実験が未経験の方
・放射光・中性子で開催する両研修会に参加出来る方
なお、応募者多数の場合、実習参加をお断りする場合がありますのでご了承ください。
募集定員
最大4グループ(1グループ3名以内)
運営組織
主催
公益財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI)
一般財団法人総合科学研究機構(CROSS)中性子科学センター
共催
J-PARCセンター(JAEA&KEK)
後援
SPRUC放射光・中性子連携利用研究会
SPring-8利用推進協議会(IUSS)
中性子産業利用推進協議会(IUSNA)