02 研究開発部 技師インタビュー​

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インタビュー

02

研究開発部 技師

研究開発部利用実験グループ
グループリーダー

森川利明さん

男性 2013年入所

Q

CROSS中性子科学センター(以下CROSS)に入所したきっかけを教えてください。

前職では電子部品の製造工場に勤めていましたが、海外工場への生産シフトとそれに伴う国内グループ会社の組織改編を機に早期退職しました。その後、研究開発に携わる職を探していたところ、縁があって技術スタッフとしてCROSSに関わるようになりました。当初は別組織からの出向のような形で関わっていましたが、任期付き職員を経て、現在は正規職員として勤務しています。

Q

現在はどんなお仕事をされているんですか?

利用実験グループの職務は、安全のサポート、SE機器(試料環境機器)のサポート、ビームラインおよびユーザーサポートの3本の柱があります。
その中で、私は主にBL15のビームラインサポートを担当しています。BL15で保有するSE機器の整備や新規装置導入時の調整、故障対応の他、ユーザー実験、設備工事時の業者対応まで幅広くサポートしています。また、複数のビームラインで共用するMLF共用SE機器の保守・整備・改良・ユーザー利用のサポートもしています。CROSSユーザー実験準備室(CROSS Lab)の運営にも携わっており、さらにユーザーが利用しやすいLabとなるように整備を進めています。

Q

お仕事をしていてどんなことにやりがいを感じますか?

ユーザーから「良いデータが取れた」「論文が出せた」と感謝されるときにやりがいを感じます。また、自ら設計した実験装置がイメージ通りに組み上がり、実際に測定に使われているのを見ると達成感があります。中性子を用いた特殊な環境下(極低温、強磁場、高温、高圧など)の実験に携わり、その研究から新たな真実が得られる場所に立ち会えること自体が、非常に興味深く、やりがいを感じる点でもあります。

Q

ではお仕事で大変なことはなんでしょう?

研究者ではないため、中性子実験のデータ解析や研究の意図を完全に理解するのは難しいと感じることがあります。また、自分の専門外な分野もあり、そうした部分は他の利用実験グループメンバーと協力しながら進めています。得意不得意を補い合う体制があることに助けられています。

Q

森川さんからみてCROSSはどんな職場ですか?

私の所属している研究開発部を一言でいうと「専門家の集まり」のような職場です。研究者や技師がそれぞれ独自の専門性を持ちながら、部全体としては、MLFで実験するユーザーの利用支援、利用促進に向けて活動している印象があります。部の大きさとしては、顔と名前が一致しやすい規模の組織なので、相談や連携がしやすい面もあります。我々利用実験グループは、研究者やユーザーが今なにを必要としているのか、情報を自ら取りに行く姿勢が求められる環境だと感じています。

Q

最後に今後の目標を教えてください。

個々の技術や知識をグループ内で共有し、誰かが不在でも対応できる体制を整えることが目標です。そのためにも、資格取得を推奨し、スキルの底上げを図っています。また、「CROSSで働いています」と一言で伝えたときに、誰もが理解してくれるような知名度のある組織にCROSSを育てていきたいです。

黒須トウカ(くろす・とうか)

CROSS 中性子科学センターのバーチャル広報で社会人1年目の23歳。性格はまじめで、まだまだ慣れないお仕事に奮闘中。

インタビューを通して、お仕事内容や CROSS の魅力をわかりやすく伝える記事の作成を目指しています。

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