2013A期 一般利用課題における相補利用課題募集のお知らせ

【受付終了】

1. 相補利用課題の目的と特徴

J-PARCの特定中性子線施設の登録施設利用促進機関であるCROSSは、一般利用課題の枠組みにおいて、利用促進業務の一環として、放射光(SPring-8)とパルス中性子を相補的に利用する相補利用課題を実施致します。
本相補利用課題の特徴は、SPring-8とJ-PARC/MLFの共用ビームラインを同時に、且つ相補的に利用することで、両施設の効率的・効果的利用が図られて、利用研究成果の更なる質的向上および量的拡大が見込めることです。これにより、利用者においても、SPring-8とJ-PARC/MLFの利用研究課題審査において相補利用による相乗的な成果創出をアピールすることが可能ですので、成果の質的向上および増加が期待できます。
なお、今回は最初の相補利用課題募集ですのでSPring-8 とJ-PARC/MLFそれぞれの施設に個別に成果公開型として申請していただき、それぞれ個別の審査とさせて頂きます。両施設の課題審査でともに採択されました場合には、SPring-8とJ-PARC/MLFを相補に利用した課題として公表いたします。他方、両施設の課題審査でどちらか一方のみ採択されました場合には、採択されました施設のみの課題として公表いたします。

2. 応募資格

本相補利用課題のJ-PARC/MLFへの応募資格は、一般利用課題と同じです。

3. 対象のビームライン

J-PARC/MLFの共用ビームライン(BL01、BL02、BL15、BL17、BL18)が対象となります。ビームラインについては、共用ビームラインとは?のページを参照して下さい。
SPring-8の共用ビームラインにつきましては、SPring-8ビームライン一覧 のページより参照して下さい。

4. ビームライン利用期間 (一般利用課題と同じ)

2013年4月~2013年7月(予定)

5. 応募受付期間 (一般利用課題と同じ)

2012年10月17日(水)~2012年11月7日(水)17:00 (JST)

6. 応募方法

J‐PARC課題申請システム を利用した電子申請となります。応募者がJ‐PARC課題申請システム から成果公開型一般利用課題としてご申請下さい。
この時、申請課題名の最初に「 (complementary use) 」と記入し、併せて申請書の「研究計画」の項における " i) 実験の目的及び背景" 、" v) ビームライン選定の理由" 等の箇所に両施設を相補的に利用すること(相補的に実施する研究内容、SPring-8及びJ-PARC/MLFの必要な理由、相補的利用の特長・利点、期待される成果、など)を明確に記入 して下さい。
なお、申請書は基本的に英語で作成して頂きますが、民間企業からの産業利用課題につきましては日本語で作成された申請書も受け付けます。

7. ご相談・連絡先

一般財団法人 総合科学研究機構(CROSS) 東海事業センター 利用推進部
〒319-1106 茨城県那珂郡東海村白方162-1
いばらき量子ビーム研究センター B301
Tel: 029-219-5310 + [案内] + 3122 (担当:山口)
Fax: 029-219-5311
Email: [email protected]