令和7年度中性子産業利用報告会

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令和7年度中性子産業利用報告会

開催日:

2025年7月17日(木) ~ 2025年7月18日(金)

※詳細は随時掲載してまいります。

開催趣旨

この報告会は産業界からの要望(中性子・ミュオンで何が分かるのか、どう使えるのか知りたい)に応えるために、 中性子・ミュオンを用いた最先端の測定技術、研究成果を紹介し、産業界の「見たいもの」とのマッチングを図ることに重点を置いています。
その方針をもとに、下記の項目に沿ってプログラムを編成しました。

①(産業界)利用の現状、施設に何を望むのか、必要な技術とは何かを示す。
②(施設側)施設が提供できる技術とその限界可能性を示す。
③(共同研究グループ)MLF、JRR-3で始動した共同研究の成果を示す。
④ 社会から求められている課題解決への取り組み、貢献について紹介する。

日時

(第1日)令和7(2025)年7月17日(木)13:00~17:35(受付:12:00開始予定)
(第2日)令和7(2025)年7月18日(金)  9:30~17:50(受付: 9:00開始予定)

  (予定)意見交換会:7月17日(木)17:35~18:45(秋葉原コンベンションホール・ホワイエにて)

会場

秋葉原コンベンションホール(秋葉原駅前) http://www.akibahall.jp/
※講演についてはリモートでの配信も予定しています。ポスターセッションは現地開催のみとなります。  

参加費

無料

参加申込

参加申込は、次の参加申込フォームからご登録ください。

令和7年度中性子産業利用報告会 参加申し込み

  申込締切:2025年7月11日(金)12:00
  会場参加:250名程度

注)参加申し込みフォームがご利用できない場合は、下記の申込み書にご記入の上、
中性子産業利用報告会事務局<[email protected]>までメールにてお申込み下さい。
令和7年度中性子産業利用報告会 参加申し込み

参加時の注意事項

広報活動のため、報告会当日の写真(会場スクリーンや参加者の姿が写っているものを含みます)をホームページ等に使用させていただく場合がございます。あらかじめご了承下さい。

プログラム

7月17日(木)

13:05~13:10 J-PARCセンター長挨拶
小林 隆(J-PARCセンター)
                                                  
13:10~13:15 文部科学省来賓挨拶
13:15~13:20 開催にあたっての注意事項説明
実行委員長 松田 誠(JAEA)
セッション1:産業利用の現状と施設報告 :
13:25~13:35 中性子の産業利用
会長(中性子産業利用推進協議会)
13:35~13:45 J-PARC MLFの利用制度
大友 季哉(J-PARCセンター)
13:45~13:55 JRR-3の現状
菖蒲 敬久(JAEA 物質科学研究センター)
13:55~14:05 大学共同利用と産業利用の取り組み
眞弓 皓一(東京大学 物性研究所)
14:05~14:15 茨城県中性子ビームラインの現状と産業利用
小松崎 園子(茨城県)
14:15~14:25 J-JOINの現状と将来
柴山 充弘(CROSS 中性子科学センター)
14:25~14:35 休憩
セッション2:電池 :
14:40~15:00 高分子膜中水素イオンの高速伝導(仮)
一川 尚広(東京農工大学)

                                                
15:00~15:20 中性子イメージングを用いた車載用燃料電池の氷点下始動性向上に向けた研究
樋口 雄紀(株式会社豊田中央研究所)
15:20~15:40 亜鉛負極電池電解液のX線異常散乱・中性子全散乱による局所構造解析
高林 康裕(名古屋工業大学)
15:40~15:50 休憩
セッション3:茨城県ビームライン(特別講演I、パネルデイスカッション) :
15:55~16:35 【特別講演Ⅰ】「茨城県BLの第2期これまでの成果と第3期計画」(仮) 
小泉 智(CROSS/茨城大学)
16:35~16:45 休憩
16:45~17:25 パネルデイスカッション
テーマ:茨城県BLの第3期計画への産業界からの要望、期待(仮)
モデレーター:小泉 智(CROSS/茨城大学)
パネリスト:大竹 淑恵(中性子科学会 会長(理研/T-RANS))、大友 季哉(J-PARCセンター)、岸本 浩通(住友ゴム工業株式会社)、久野 敬司(株式会社デンソー)、杉山 正明(京都大学)、鈴木淳市(CROSS)、玉田 太郎(QST)、原田 久(ヤマハ発動機株式会社)、村尾 玲子(日本製鉄株式会社)
17:25~17:35 集合写真撮影・休憩
意見交換会  :
17:35~17:40 開会挨拶
17:40~18:40 意見交換会
18:40~18:45 閉会挨拶

7月18日(金)

セッション4:材料評価 :
9:35~9:55 ミュオンを用いた金属ナノ粒子-ゼオライト複合触媒の研究
三輪 寛子(電気通信大学)
9:55~10:15 (仮)中性子と放射光X線を相補的に用いた小口径突合せ溶接配管の実応力解析
三浦 靖史 (電力中央研究所)
10:15~10:35 中性子イメージング法を用いた玉軸受内グリースの流動観察
酒井 一泉(ENEOS株式会社)
10:35~10:55 その場中性子回折による複相マルテンサイト組織を有する中Mn鋼の逆変態挙動の解析
増村 拓朗(九州大学)
10:55~11:05 休憩
特別講演Ⅱ :
11:10~11:50 【特別講演II】データ創出・活用型マテリアル研究
杉山 正和(東京大学)

                                                      
11:50~12:50 休憩(昼食)
利用相談会(コーディネーターへの利用相談、装置担当者との交流)、施設・産業界の成果 :
12:50~13:40 ポスターコアタイムⅠ 
(利用相談コーナー、装置・成果パネル)
13:40~14:30 ポスターコアタイムⅡ 
(利用相談コーナー、装置・成果パネル)
セッション5:解析 :
14:35~14:55 PDF解析プラットフォーム機能向上のための施設と企業の連携
吉元 政嗣(株式会社リガク)

中性子とX線の全散乱測定結果の組み合わせにより、Liイオン電池の正極材をはじめとする様々な材料の詳細な局所構造を明らかにすることができます。PDFの解析プラットフォームにおいて中性子とX線で共通した補正項目があり、機能向上のための施設と企業の連携を紹介します。
14:55~15:15 大強度パルスミュオンで過渡現象を追う
西村 昇一郎(KEK物質構造科学研究所)
セッション6:フードサイエンス、ヘルスケア :
15:20~15:40 非干渉性中性子散乱によるココアバターの運動性と構造の相関に関する研究
金子 文俊(九州大学)
15:40~16:00 花王での中性子の利用例(仮)
久米 卓志(花王株式会社)
16:00~16:10 休憩
セッション7:産学連携 :
16:15~16:35 量子ビーム分析アライアンス(QBAA)の活動
竹中 幹人(京都大学)

「量子ビーム分析アライアンス」(QBAA)は、SPring-8、MLF、JRR-の横断的利用により、「産業界の量子ビーム利用者の育成と、複数施設のワンストップ利用の仕組みの構築により、量子ビームの産業利用成果を最大化する」ことを目指し活動を行なっている。講演ではその現状と今後の展開について講演する。
16:35~16:55 日産化学におけるQBAA利用
大野 正司(日産化学株式会社)
16:55~17:15 新たな試験研究炉を活用した産業利用イノベーションの創出、利活用の促進
杉山 正明(京都大学)
閉会  
17:15~17:20 閉会挨拶
利用相談・個別相談
17:20~17:50 利用相談・個別相談
個別相談を受付けます。

*:産業界及び産業界との連携研究の講演

 

運営組織

主催

J-PARCセンター
JRR-3
(一財)総合科学研究機構(CROSS)
茨城県
東京大学物性研究所
中性子産業利用推進協議会

共催

J-PARC MLF利用者懇談会

問合せ先

中性子産業利用報告会事務局
e-mail:[email protected]

令和7年度中性子産業利用報告会

2025年7月17日(木) ~ 2025年7月18日(金)

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