概要説明
中性子を用いた磁性材料の基盤技術として、原子配列や原子サイトの占有率評価、磁気構造の決定、中性子小角散乱による磁気状態観測、磁性材料の磁気励起観測及び一軸応力などの外部摂動下における磁気状態変化の観測、などの技術を保有しており、研究会内で共有してきました。本研究会では、材料の機能性を左右する原子位置や原子配列などの局所構造解析に着目しました。前半では熱電材料と軟磁性材料の開発事例を取り上げました。後半では、中性子と放射光の相補利用による局所構造解析の最新事例を報告していただきます。議論を通じて本分野における理解を深めていくとともに、磁性材料とその応用品の開発に量子ビームの活用を期待します。
日 時
2025年1月24日(金)13:20~16:30
開催場所
東北大学 片平北門会館 2階エスパス
開催方式
対面とZoomによるハイブリッド開催
運営組織
主催:
中性子産業利用推進協議会(IUSNA)
総合科学研究機構(CROSS)
協賛:
J-PARC MLF利用者懇談会
東北大学金属材料研究所量子ビーム利用物質材料研究センター
東北大学金属材料研究所人文科学と材料科学が紡ぐ新知創造学際ハブ
後援:
茨城県