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第23回 CROSSroads Workshop 「量子ビーム実験施設における試料環境」
2020-1-8 (水) - 2020-1-9 (木)
イベント ナビゲーション
開催趣旨
試料環境の整備・開発は、中性子源、放射光源等を有する量子ビーム実験施設の成果創出、利用拡大の鍵となる重要な要素です。こうした試料環境の整備・開発を、施設にとって重要な安全性に留意しながら、強力にかつ経済的に推し進めるため、欧米を中心とした諸外国の施設では、ユーザーが要望する試料環境を施設が提供することとし、施設のチームによる試料環境の整備・開発が進められています。この整備・開発は一施設の枠に留まらず、国際的な枠組みで協力して行われています。その結果、The International Society for Sample Environment (ISSE) が発足し、これが母体団体となり、2年毎にInternational Workshop on Sample Environment at Scattering Facilitiesが定期開催されています。
J-PARC MLFも発足当初より、同じ考えを取り入れて“試料環境チーム”を立ち上げ、ISSEのメンバーとして活動を進めています。これらの協力は国内施設間でも今後ますます必要になると思われます。そこで本ワークショップでは、国内の中性子、放射光、ミュオン等の量子ビーム実験施設で試料環境の整備・開発に携わる研究者、技術者が集い、お互いの活動を知り、課題を共有しながら、今後の協力を進めるための議論の場を提供します。
開催期間
2020年1月8日(水)~9日(木)
開催場所
いばらき量子ビーム研究センター(IQBRC) 1階 大会議室(B101)
https://neutron.cross.or.jp/ja/access/
主催
一般財団法人総合科学研究機構(CROSS)中性子科学センター
共催
J-PARCセンター(JAEA&KEK)
世話人
坂口佳史、有馬寛、石角元志、舟越賢一、加倉井和久(以上CROSS)、 奥隆之、渡辺真朗、河村聖子(以上J-PARCセンター)、金子耕士(JAEA)、 川名大地(東京大学物性研究所)
参加費
無料
参加申込
以下の参加申込サイトに入り、参加登録を行って下さい。
参加申込締切:2019年12月20日(金)(外国籍で施設見学をご希望の方は、12月9日(月)までにお申し込みください(<- 申込を締め切りました))
Webからの参加申込は締切ました。当日の参加受付(J-PARC MLF他施設見学以外)もおこなっております。
昼食のお弁当代(お茶付、600円/個)、懇親会の参加費(5,000円)は、受付にてお支払い下さい。
(釣銭がないようにご準備下さいますよう、お願い致します。)
*お申込み受付後、受付通知メールを送付させて頂きます。受付通知メールが届かない場合は、
第23回CROSSroads Workshop 事務局<[email protected]>までご連絡下さい。
注1)報告会当日の写真(参加者の姿が写っているものを含みます)を広報活動のためホームページ等に使用させていただく場合が
ございます。あらかじめご了承下さい。
注2)参加申込サイトよりお申し込みできない場合は、下記の事項をご記入のうえ、
第23回CROSSroads Workshop 事務局<[email protected]>までメールにてお申し込み下さい。
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1.お名前
2.フリガナ
3.所属機関名・部署名・職位
所属機関名:
部署名:
職位:
4.お電話番号
5.ご住所・郵便番号(Workshop開催報告書ご送付先)
6.E-mailアドレス
7.昼食弁当(お茶付、600円)のご希望:
1日目(1/8) 希望する・希望しない
希望する場合は選択ください: おろしとんかつ弁当・さば塩麴弁当・幕の内弁当
2日目(1/9) 希望する・希望しない
希望する場合は選択ください: おろしとんかつ弁当・さば塩麴弁当・幕の内弁当
8.懇親会(1/8夜)への参加のご予定: 参加する・参加しない
9.J-PARC MLF他施設見学(1/9 13:30~15:40)への参加のご予定:
参加する・参加しない
10.J-PARCドミトリー宿泊(1/7・1/8の宿泊、2,500円/泊)のご希望:
希望する・希望しない 希望する場合は宿泊日を選択ください: 1/7(前泊)・1/8(1日目)11.連絡事項:事務局へご連絡があればご記入ください。
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プログラム
1月8日(水)
1日目 | ||
---|---|---|
9:00 | 受付開始 | |
9:30-9:45 | はじめに―量子ビーム実験施設における試料環境について考える― | 坂口佳史(CROSS) |
【試料環境の国際協力】 | ||
9:45-10:05 | The International Society for Sample Environment (ISSE) について | 河村聖子(J-PARCセンター) |
10:05-10:25 | 3rd ISSE Training School 参加報告 | 石角元志(CROSS) |
【施設安全】 | ||
10:25-10:45 | MLFにおける機器安全 | 相澤一也(J-PARCセンター) |
10:45-11:00 | コーヒーブレーク | |
【施設報告】 | ||
11:00-11:20 | J-PARC MLF中性子ビームラインの試料環境 | 奥隆之(J-PARCセンター) |
11:20-11:40 | JRR-3の現状と展望 | 金子耕士(JAEA) |
11:40-12:00 | 茨城県中性子ビームラインにおける試料環境の現状 | 星川晃範(茨城大学) |
12:00-13:30 | 昼食休憩(集合写真) | |
13:30-13:50 | 東京大学物性研究所中性子科学研究施設の現状 | 益田隆嗣(東京大学物性研究所) |
13:50-14:10 | MLFミュオンビームラインにおける試料環境 | 中村惇平(KEK/J-PARCセンター) |
14:10-14:30 | Photon Factoryで実現されている試料環境 | 丹羽尉博(KEK) |
14:30-14:50 | SPring-8共用ビームラインの試料環境 | 木村滋(JASRI) |
14:50-15:05 | コーヒーブレーク | |
【海外施設の状況】 | ||
15:05-15:25 | オークリッジ国立研究所中性子散乱施設における試料環境 | 松田雅昌(オークリッジ国立研究所) |
15:25-15:45 | 海外中性子施設での実験経験と試料環境 | 宗像孝司(CROSS) |
15:45-17:00 | オープンディスカッション | 司会:坂口佳史(CROSS) | ・今、抱えている問題 | ・今後の協力のあり方 | ・海外施設との協力 | ・ユーザーからの要望 |
1月9日(木)
2日目 | ||
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【個別機器トピック】 | ||
9:00-9:20 | 放射光X線回折・散乱実験のための低温・磁場環境 | 中尾裕則(KEK) |
9:20-9:40 | 共用BL共通低温機器の現状(SPring-8) | 筒井智嗣(JASRI) |
9:40-10:00 | MLF BL12試料環境機器の現状~超伝導電磁石と圧力セルを中心に~ | 益田隆嗣(東京大学物性研究所) |
10:00-10:20 | SPring-8における超高圧発生と試料温度制御装置利用 | 大石泰生(JASRI) |
10:20-10:40 | 金属材料の微細組織の性状把握を目指したその場観察のための試料環境開発 | 小貫祐介(茨城大学) |
10:40-10:55 | コーヒーブレーク | |
10:55-11:15 | 触媒実験用in situ測定システム | 丹羽尉博(KEK) |
11:15-11:35 | 小角・広角中性子散乱装置(BL15大観)で整備している試料環境装置の紹介 | 高田慎一(J-PARCセンター) |
11:35-11:55 | スピンコントラスト変調中性子散乱法の現状と課題 | 熊田高之(JAEA) |
11:55-12:15 | 多関節ロボットとLabVIEWを用いた分析の自動化 | 大澤崇人(JAEA) |
12:15-13:30 | 昼休憩 | |
【施設見学】 | ||
13:00-13:30 | いばらき量子ビーム研究センター(IQBRC) | |
13:30-13:50 | 移動 | |
13:50-15:40 | J-PARC MLF | |
15:40-16:05 | J-PARC研究棟 | |
16:20 | IQBRCにて解散 |
問合せ先
第23回CROSSroads Workshop 事務局