【受付終了】2015A期 中性子線共用施設実験課題公募のお知らせ
中性子を利用する実験課題について、2015A期(平成27年度上期)の公募を、物質・生命科学実験施設(MLF)と登録施設利用促進機関(CROSS)が合同で窓口を一元化して下記のように行います。
1. 共用ビームラインの利用
共用ビームライン利用の基本方針、利用区分と課題の種類、申請と審査、ご利用の流れについては、MLF利用の基本方針 に沿って執り行っています。
【ご注意ください】
MLFの成果公開型利用者には実験報告書の提出が義務付けられています。今期より、MLFでこれまで行った実験の実験報告書提出の有無を審査において勘案致します。
2. 利用期間
2015年4月~2015年11月(予定)
3. 応募資格
応募者は、国内外の大学、民間企業及び公的研究機関などに所属する研究者(学生は除く)とします。ただし、経済産業省が公表している外国ユーザーリスト に掲載されている機関に所属する者及びNPT未加盟国の応募者については、文部科学省等と協議し、資格の有無を決定します。
4. 応募受付期間
2014年10月17日(金)~2014年11月7日(金) 17:00 (JST)
※受付最終日には、応募のアクセスが集中するため、J-PARC課題申請システムへ繋がりにくくなる傾向があります。早めの申請を宜しくお願いします。
5. 応募方法
J‐PARC課題申請システム を利用した電子申請となります。応募者がJ‐PARC課題申請システム から課題申請にあたり注意していただきたいことをお読み頂きご申請ください。なお、申請書は基本的に英語で作成して頂きますが、民間企業からの産業利用課題については日本語で作成された申請書も受け付けます。
6. 応募を受付ける共用ビームラインの中性子実験装置
実験装置の詳細につきましては、中性子実験装置詳細 をご覧ください。
今回の利用期間における陽子ビームの出力は600 kW程度を予定しています。
中性子弾性散乱装置
中性子非弾性散乱装置
ナノ構造解析装置
中性子イメージング装置
- BL22 RADEN : エネルギー分析型中性子イメージング装置
7. その他
課題審査分野(分科会)の選択
- 産業利用分科会(P7)では、産業界(民間企業)に所属している方が実験責任者になって申請された課題のみを受け付けます。当分科会を選択される方は、実験計画について申請前に施設側と技術相談をして頂くことを推奨します。
- トライアルユース分科会(P9)では、事前に登録施設利用促進機関(CROSS)によるトライアルユース課題公募に申し込まれた課題のみを受け付けます。
「元素戦略」、「連携利用」課題について
2014A期より、一般課題の中で、文部科学省が推進する"元素戦略" 1) に関連する課題、あるいはSPring-8などの他の量子ビームや京などの計算機を連携して利用する課題については、申請システムの 該当欄、「元素戦略」または「連携利用」をチェックして頂くようにお願いします。これは、該当する申請課題に対して、該当しない課題と異なる基準による審査や優先的なビームタイム配分を行うためのものではありませんが、実験課題の動向調査の重要な資料となりますので、ご協力宜しくお願いします。
8. 問い合わせ先
(1) 成果公開型
J-PARCセンター 業務ディビジョン 利用業務セクション ユーザーズオフィス
〒319-1106 茨城県那珂郡東海村白方162-1
いばらき量子ビーム研究センター 1F
TEL: 029-284-3398
FAX: 029-284-3286
E-mail: j_proposal@ml.j-parc.jp
(2) 成果非公開型
J-PARCセンター 業務ディビジョン 利用業務セクション
〒319-1195 茨城県那珂郡東海村白方白根2-4
TEL: 029-284-3586
FAX: 029-282-5996
E-mail: j_proposal_p@ml.j-parc.jp
(3) トライアルユース
一般財団法人 総合科学研究機構(CROSS) 東海事業センター 利用推進部
〒319-1106 茨城県那珂郡東海村白方162-1
いばらき量子ビーム研究センター C301
TEL: 029-219-5310 + [案内] + 3122 (担当:山口)
FAX: 029-219-5311
WEB: 相談窓口よりお問い合わせください。
文部科学省のホームページへリンク
1) http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/06/__icsFiles/afieldfile/2012/06/29/1323106_1.pdf