開催趣旨

動作状態や反応過程を視るオペランド測定は、機能材料の動作原理の理解、及び材料改善のために重要なツールです。従来、量子ビームを利用したオペランド測定の多くは、放射光をもちいた実験でした。しかし、大強度陽子加速器施設J-PARCのビーム強度の増強により、中性子散乱実験、及びミュオン実験によるオペランド測定が始まりました。その最新状況を講師の先生方にご報告いただき、今後の発展方向を展望します。

開催日時

2023年10月30日（月）　10:00～17:30
　　 ＊Zoom接続開始    9：45～より開始予定

開催場所

AYA’S LABORATORY量子ビーム研究センター（AQBRC）1階会議室（Zoom併用）

使用言語

日本語

 

プログラム

 

プログラム
9:30-10:00	受付開始
10:00-10:10	開会挨拶　杉山 純（CROSS）
各量子ビームの現状と将来　　座長：杉山 純（CROSS）
10:10-10:50	放射光の現状と将来   雨宮 健太（KEK）
10:50-11:30	中性子の現状と将来   川北 至信（JAEA）
11:30-12:10	オペランド測定：ミュオンの現状と将来   幸田 章宏（KEK）
12:10-13:10	昼　食　　※昼食前に写真撮影を行います
蓄電池　　座長：大石 一城 (CROSS)
13:10-13:40	ミュオンによるナトリウムイオン電池電極材料のオペランド測定   多々良 涼一（東京理科大学）
13:40-14:10	特殊環境中性子回折装置 SPICA を利用したフッ化物電池の構造研究   森 一広（KEK）
14:10-14:40	ミュオン特性X線によるリチウムイオン電池内のリチウムのオペランド観察   梅垣 いづみ（KEK）
14:40-15:00	休憩（コーヒーブレイク）
燃料電池と磁石　　座長：幸田 章宏 (KEK)
15:00-15:30	中性子と放射光による固体高分子形燃料電池内部の液水解析   加藤 悟（（株）豊田中央研究所）
15:30-16:00	流路付きGDLを組み込んだ固体高分子形燃料電池（PEFC）発電中の生成水イメージング   那須 三紀（（株）エノモト）
16:00-16:30	熱処理に伴うアモルファス相→ナノ結晶相の析出過程のミュオンによるその場観察    太田 元基、北村　海（島根大学）
光誘起反応　　座長：幸田 章宏 (KEK)
16:30-17:00	中性子を用いた光誘起現象の観測   坂口 佳史（CROSS）
全体討論　　座長：大石 一城 (CROSS)
17:25-17:30	閉会挨拶　柴山 充弘（CROSS）

参加申し込み

＊参加費無料

• • 第27回CROSSroads Workshop　参加申し込みフォーム

　申込締切：2023年10月23日（月）13：00

＊申込み受付後、受付通知メールを送付させて頂きます。受付通知メールが届かない場合は、
　CROSSroads Workshop事務局＜workshop27[at]cross.or.jp＞までご連絡ください。

注1）画面の保存、ビデオ録画及び録音はご遠慮下さい。
注2）本ワークショップでは記録のため、Zoom映像を録画させて頂きます。
     また、画面保存した画像データをホームページ等に使用させて頂く場合がございます。あらかじめご了承下さい。
注3）参加申し込みフォームよりお申し込みできない場合は、こちらの「参加申し込み書」にご記入の上、
     CROSSroads Workshop事務局＜workshop27[at]cross.or.jp＞までメールにてお申込みください。