【開催報告】第29回CROSSroads Workshop
「固体化学と固体物理の先端的量子ビーム利用研究」
中性子科学センター研究開発部 蒲沢和也
サイエンスコーディネータ 社本真一
2024年10月1日に、第29回CROSSroads Workshop「固体化学と固体物理の先端的量子ビーム利用研究」が、東海村のCROSSにて現地とオンラインのハイブリッド方式で開催されました。参加者は、現地参加39名、オンライン参加34名でした。
中性子が得意とする磁性と水素に関連した課題について、中性子のみならず放射光X線、ミュオン、水素ビーム、理論計算などの研究手法を駆使して最先端研究をリードしている先生方からご講演頂きました。参加者から「異分野でもとてもわかりやすかった」「⼀般の⼈が聞いても非常に⾯⽩いとわかる内容だった」、「専門にフォーカスしてまとまった話を聞ける機会はそうないので⼤変ありがたかった」、といった好意的なご意見を数多く頂きました。
総合討論のセッションでは、ご講演頂いた先生方から数枚の資料を基に現在抱えている重要課題と、量子ビームの最先端技術やそれらの相補的な利用研究、更なる量子ビーム利用研究の拡大に関してのご提案をいただき、それに基づく活発な総合討論が現地会場で行われました。各セッションで活発な意⾒交換が⾏われました。
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