【受付終了】
2017A期中性子線共用施設実験課題公募のお知らせ
J-PARC MLFは、研究成果を創出し、さらにここで得られる研究成果を国内外に発信するための、国際的研究拠点です。
中性子およびミュオンを利用する実験課題について、2017A期(平成29年度上期)の公募を、物質・生命科学実験施設(MLF)と登録施設利用促進機関(CROSS)が合同で窓口を一元化して下記のように行います。
1.MLF利用の基本方針
利用区分と課題の種類、申請と審査については、物質・生命科学実験施設利用のご案内でご確認ください。
また、課題の申請やMLF利用の流れについてはMLF利用者情報サイトをご参照ください。
【お知らせ】
・課題の申請においては最新のテンプレートをご使用ください。
・MLFの成果公開型利用者には、実験実施後60日以内に実験報告書を提出することが義務付けられています。
・実験実施後3年以内に論文等による成果の公開と登録を求めることになりました。
・審査において、MLFでこれまで行った実験の実験報告書の提出と成果登録の有無を勘案致します。
2. 応募受付期間
平成28年10月17日(月)~平成28年11月7日(月) 17:00 (JST)
※受付最終日には、応募のアクセスが集中するため、J-PARC課題申請システムへ繋がりにくくなる傾向があります。早めの申請を宜しくお願いします。
3. 利用期間とビーム出力
平成29年4月~平成29年11月(予定)
今回の利用期間における陽子ビームの出力は150 kW程度を予定しています。
4. 応募方法
J-PARC課題申請システムを利用した電子申請となります。詳しい操作方法については 「J-PARC実験課題申請システム操作手引書」をご参照ください。
申請書は基本的に英語で作成して頂きます。ただし、産業利用課題(※1)の申請については日本語で作成された申請書も受け付けます。なお、KEKビームライン(BL05、BL08、BL12、BL16、BL21)においても産業利用課題の申請を受け付けています。
※1:原則として産業界(民間企業)に所属している方が実験責任者になって申請された課題となります。なお、申請時に「産業利用分科会(P7)」を選択してください。
実験計画および応募について申請前に施設側との相談を希望される場合は8.の問合せ先までご連絡下さい。
5. 応募資格
応募者は、国内外の大学、民間企業及び公的研究機関などに所属する研究者(学生は除く)とします。ただし、経済産業省が公表している外国ユーザーリストに掲載されている機関に所属する者及びNPT未加盟国の応募者については、文部科学省等と協議し、資格の有無を決定します。
6. 「元素戦略」、「連携利用」課題について
引き続き、一般課題の中で、文部科学省が推進する”元素戦略“に関連する課題、あるいはSPring-8、SACLAなどの他の量子ビームや京などの計算機を連携して利用する課題については、申請システムの該当欄、「元素戦略」または「連携利用」をチェックして頂くようにお願いします。これは、該当する申請課題に対して、該当しない課題と異なる基準による審査や優先的なビームタイム配分を行うためのものではありませんが、実験課題の動向調査の重要な資料となりますので、ご協力宜しくお願いします。
7. 応募を受付ける実験装置一覧
中性子ビームライン(仕様)
中性子弾性散乱装置
中性子非弾性散乱装置
中性子小角散乱・反射率装置
中性子イメージング装置
- BL22 RADEN : エネルギー分析型中性子イメージング装置
装置の仕様に関するお問い合わせは、各装置の担当者までご連絡ください。
8. 問い合わせ先
(1) 成果公開型
J-PARCセンター 業務ディビジョン 利用業務セクション ユーザーズオフィス
〒319-1106 茨城県那珂郡東海村白方162-1
いばらき量子ビーム研究センター 1F
TEL: 029-284-3398
FAX: 029-284-3286
E-mail: j_proposal@ml.j-parc.jp
(2) 成果非公開型
J-PARCセンター 業務ディビジョン 利用業務セクション
〒319-1195 茨城県那珂郡東海村白方白根2-4
TEL: 029-284-3586
FAX: 029-282-5996
E-mail: j_proposal_p@ml.j-parc.jp
(3) 新利用者支援制度
一般財団法人 総合科学研究機構(CROSS) 東海事業センター 利用推進部
〒319-1106 茨城県那珂郡東海村白方162-1
いばらき量子ビーム研究センター C301
TEL: 029-219-5310 + [案内] + 3709 (担当:水沢)
FAX: 029-219-5311
WEB: 相談窓口よりお問い合わせください。