CROSS研究生 野上聡さん 研究成果報告会
大阪薬科大学製剤設計学研究室博士課程に在籍する野上聡さんは、今年度CROSS研究生として延べ30日間にわたって本センターに滞在し、主にCROSSやJ-PARCセンターのDLS、レオメータなどを用いて研究を進めまし た。3月17日の成果報告会には指導教員である門田和紀先生にもお越し頂き、「pH変化がGelatin/HPMCPの構造変化に及ぼす影響の評価:pH応答性薬物放出能を有する経口ゲル製剤の設計を目指して」と題する1年間の研究の進展の発表と活発な議論を行いました。今後の中性子小角散乱実験への展開、学会発表および論文発表に向けて、次年度も継続してCROSSでの研究を行う予定です。