開催概要
金属、セラミックス、高分子からなるさまざまな「製品」について、原子炉、加速器の中性子施設で小角散乱の測定を行うためには、申請書の作成、試料環境などの準備が必要です。また、実験後に待ち受ける「データリダクション」、「データアナリシス」に必要な小角散乱の基礎知識が必要です。本研究会では、“手軽に”そして“おおらかに”中性子が利用できるように、「実験準備」と「データ解析」の双方に力点を置き、ユーザーの皆さんと共に議論、情報交換をして行きたいと思います。相補的な計測技術が一つの研究会で勉強できるように、X線との共通点、中性子線の特殊性などに触れながら、最新の電子顕微鏡の観察技術も学びます。今回は「X線に学ぶ」というテーマで放射光からラボX線の小角散乱についての最新情報に関する講演をお願いしました。
日 時
3月19日(水) 13:00~17:00
開催場所
エッサム神田 1号館5階イベントホール2
開催方式
現地および Zoom によるハイブリッド開催
運営組織
主催:中性子産業利用推進協議会(IUSNA)、茨城県、(一財)総合科学研究機構(CROSS)